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学長ブログ

2023.1.31

第9号 台湾留学生の奨学金授与式に出席して

 2022年12月10日、日本大学桜門会館において第9回台湾留学生の奨学金授与式が行われました。台湾から台湾日本大学校友会(日本大学校友会台湾支部)の林廷隆理事長、台北駐日経済文化代表処の黃冠超教育部長、日本大学からは、私をはじめ、奨学金を授与される留学生が在籍する商学部の長谷川学部長、芸術学部の木村学部長、理工学部の青木学部長、松戸歯学部の小方学部長、生物資源科学部の山室学部次長を含め多数の関係者が出席しました。
 私は、挨拶の中で、奨学金を授与された5名の成績優秀学生の皆さんに、お祝いの言葉を述べるとともに、本日の感激を忘れずに本学で有意義な学園生活を送り、大いに活躍することを期待すると伝えました。さらに、校友会台湾支部の皆様には、毎年、留学生に奨学金を授与していただいていることの御礼を申し上げ、奨学金を授与された学生の皆さんは、母校・母国の先輩方から大きな期待が寄せられていることを心に刻み、生涯にわたって記憶に留めるべきであることをお話しました。
 台湾日本大学校友会からの奨学金の授与は、2015年から始まり、これまでに30名の台湾からの私費留学生に、総額300万円が授与されています。さらに、我が国における新型コロナウイルス感染症の流行初期の2020年7月には、日本国内でのマスク不足を心配され、台湾製医療用マスク1万4000枚をご寄贈いただきました。社会が混乱していた当時を思い起こし、台湾支部のご高配に、改めて御礼を申し上げました。
 挨拶の終わりに、林廷隆会長をはじめ、ご出席の皆様のご健勝とご活躍、そして現在本学に在籍中の台湾出身学生25名皆さんのご活躍を期待していること、卒業後に台湾と日本の架け橋になられることを強く願っていることをお伝えしました。
 現在、日本大学には1,598名の世界各国からの留学生が在籍し、勉学、研究、スポーツに励んでいます。全員の入学時の希望が達成でき、卒業後はそれぞれの希望する分野で活躍されることを、日本大学として支援し応援してまいります。
日本大学学長
酒井 健夫