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学長ブログ

2023.11.10

第27号 『アメリカンフットボール部薬物事件に係る第三者委員会』の調査報告書及び記者会見から新たな出発を誓う

 本学アメリカンフットボール部薬物事件及びそれに伴う対応の不手際については、学生の皆さんに多大なご迷惑をおかけしておりますことを、改めてお詫びいたします。
 令和5年10月31日午後4時から行われた第三者委員会の記者会見後に、「本学は調査報告書で指摘されたすべての事項を真摯に受け止め、本事案の再発防止策と本法人の管理運営体制の再構築を含む改善計画を速やかに策定したい」とのコメントを発表しました。学生の皆さんにとって大学在学期間中は、学修に、スポーツに、文化・学術活動に全力で取り組む人生の中でも大切な時期であり、社会に巣立つ準備をする重要な時期です。この時期を皆さんが安心して過ごすことができるよう、本学としてできるだけ早く現状を改革し、再発防止策を講じ、学生の皆さんや教職員が授業や教育研究に、また業務に専念できる環境を構築いたします。
 また、令和5年10月20日発行の日本大学新聞に本学アメリカンフットボール部の違法薬物事件に関する学生の意見が掲載されていました。そこには、本学の対応が適切だったか、不適切だったか、学生への配慮がなされているか、なされていないか、事件に対する感想として不安、心配、怒り等が述べられております。学生の皆さんが現状に不安があることは紙面から明らかであり、皆さんが安心でき、期待することのできる学び舎の構築に取り組んでまいります。
 本学は、学生ファーストを掲げております。二度とこのような状況が生じない環境を作り上げるとの強い決意を持って、全学で組織的な対応を進めてまいります。
 
日本大学学長
酒井 健夫