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学長ブログ

2024.2.9

第33号 名誉教授の称号授与に心から祝福を

 令和5年12月12日、日本大学会館において、22名の先生方に、本学在職中のご功績により、名誉教授の称号が授与されました。心からお慶びを申し上げます。先生方は、長年にわたり本学での教育及び研究に携われ、本学の発展に貢献されました。
 わが国においては、1893年(明治26年)に帝国大学令改正により、名誉教授制度が法的に定められ、その後、様々な変更を経て、2007年(平成19年)改正の学校教育法第106条で、「教育上又は研究上、特に功績のあった者に対し、当該大学の定めるところにより、名誉教授の称号を授与することが出来る」と規定されました。このように、名誉教授の称号は、わが国では130年の歴史があります。
 日本大学においては、「日本大学名誉教授の称号に関する規程」が昭和29年12月9日に制定され、昭和30年2月17日に13名の先生方に初めて名誉教授の称号が授与されました。その後、本規程は改正を重ね、それに基づいて、名誉教授の称号が授与されてきております。今回、授与された22名の先生方のほか、現在、本学にはご存命の名誉教授の先生方271名を含め、計293名の名誉教授がおられます。
 私からの祝辞において、今回、名誉教授の称号を授与された先生方に、今後も引き続き、本学の教育研究の充実にご支援、ご指導を賜りたく、お願い申し上げました。
 長年にわたる教育及び研究面での活躍、取り組みによって名誉教授の称号が授与された先生方のご功績を、学生の皆さんにお伝えし、慶びの輪が広がればと願うところです。
 
日本大学学長
酒井 健夫