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富士山の謎をさぐる―富士火山の地球科学と防災学

富士山は日本人の心のふるさと―がキーワード。その生い立ちや噴火現象に限らず、気象、水、周辺の土地利用、土壌や農畜産物をはじめ観光地として、富士山は恵みの山。だが、日本列島の百八の活火山中、最大の活火山でもある。東海地震に連動して噴火の可能性もゼロではなく、詳細なハザードマップ(災害予測図)も示される。文理学部地球システム科学教室は富士山の地球科学的研究に取り組み、富士山観測プロジェクトや富士山監視ネットワークを持ち、二十四時間体制で富士山の映像観測を続けている。

本書はその研究成果を地球科学と防災を中心にわかりやすく解説している。全5部構成。Ⅰ部からⅣ部には富士山をもっと知るためのコラムが十一編もあり、読みごたえがある。Ⅴ部は富士山の火山災害に関するなんでもQ&A。富士山に関する最新情報が満載で、お薦めの好著。

書籍名 富士山の謎をさぐる―富士火山の地球科学と防災学
著者名 文理学部地球システム科学教室・編
月号 2006年夏季号 No.108
価格 2,400円(税別)
出版社情報 東京都中央区築地7-4-4-201、築地書館